兼業農家のための実践ガイド

農作業記録の書き方|入力例とスマホで続ける手順

記録は、項目を増やすほど続くとは限りません。限られた時間で畑に通う人ほど、最初に残す情報を絞り、週に一度だけ見直す仕組みが役立ちます。

まずは、日付・圃場・作業内容の三つ

作業直後に一分で残せる量から始めます。天気、時間、写真、メモは必要になってから足せばよく、最初からすべて埋める必要はありません。

日付

実際に作業した日を残します。後からまとめて入力するときも、記録日ではなく作業日を使います。

圃場

どの畑で行った作業かを選びます。圃場名は自分や家族が迷わない呼び方で十分です。

作業内容

水やり、施肥、除草、収穫など、後で見返して分かる短い言葉で残します。

農作業記録の入力例:畑に水やりをした日

以下は架空の記録です。日付・圃場・作業種別を選び、時間や気づいたことは必要に応じて添えます。

日付
2026年9月22日(実際に作業した日)
圃場
家の裏の畑
作業種別
水やり
所要時間(分)
20
天候メモ
晴れ
備考
北側の畝まで水やり。次回は葉の様子も確認する。

写真を添えるなら、後で比較したい場所や作物を選びます。無理に毎回撮る必要はありません。

AgriSupportで記録を始める手順

  1. アカウントを登録し、ログイン後に圃場を登録します。家族と使う場合も分かりやすい圃場名にします。
  2. 作業の新規登録を開き、圃場・作業種別・日付を選びます。必要なメモを添えて保存し、保存完了の案内を確認します。
  3. 同じ作業を繰り返す日は、一覧から前回の記録を複製できます。日付は今日になり、写真は引き継ぎません。天候やメモは今回の内容に直してから保存します。
  4. 月末に記録と集計を見返します。必要な月のCSVを出力すれば、手元の表計算ソフトでも確認できます。

現在は無料先行版です。写真の保存や月次CSVも無料で使え、決済情報の登録は不要です。

保存の返事が来ないときは

新規作業の保存中に通信が途切れても、その入力画面が開いたままなら再送できます。すでに記録が保存されている場合は、その記録を案内して二重登録を防ぎます。再送前に入力を変えた場合、保存済みの内容を上書きせず確認・編集へのリンクを表示します。

保存済みの記録を見つけた再送では、写真は追加しません。案内先で内容と写真を確認してください。画面を閉じる・再読み込みする前には別タブの一覧を確認し、同じ作業を新しく登録し直さないようにします。

オフラインでの保存や、画面を閉じた後の入力復元には対応していません。既存記録を編集していた場合も、一覧から保存状況を確認してから再試行してください。

週に一度、十分だけ見直す

次の休日や作業前に、一週間の記録を見返します。作業の抜け、同じ作業の繰り返し、購入した資材の未記録を確認し、次にすることを一つ決めます。毎日きれいに整理するより、短い見直しを習慣にする方が続きます。

支出と収穫は、作業記録が続いてから広げる

種苗、肥料、農薬、資材などの支出は、レシートを受け取った日に金額と分類を残します。収穫は作物、数量、圃場を記録します。作業と支出、収穫が同じ圃場にまとまると、翌年の計画を立てる材料になります。

天気予報は判断材料として使う

予報は変わるため、作業を保証する情報ではありません。圃場の位置に応じた予報を確認しつつ、現地の土の状態、風、雨雲、防災情報も合わせて判断してください。

一年後に役立つのは、完璧な記録より続いた記録

入力できなかった日があっても、次の作業から再開すれば十分です。自分が来年見返したい情報を基準に、必要な項目だけを残してください。